やりたいかやりたくないかぢゃない。やりたいことをするために,するべきことのひとつなのだ。
quote:マックOS Xをフルサポートしたオープンオフィスの登場は,2004年半ばから2006年初頭までずれ込む見通しだ。OS Xへの移植は考えていたよりも複雑で,開発者の人員も限られていると開発プロジェクトでは説明している。
「たとえば,ぼくはワードもエクセルもソフトのアイコンをダブルクリックすることなんてないのさ。エクセルを使う作業なんてしやしないし,ワードを使うならテキストエディタで十分。でもね,なぜかメールには「.doc」や「.xlm」という拡張子のファイルが付いてくる。すみません開けませんって返事してもいいんだけど,それも面倒だ。そんなときにワードやエクセルのスプラッシュスクリーンをみる。で,そのとき思うのさ。まぁ,世の中にはさからって仕方ないこともあるんだとね。いやな大人の意見だけれども」。
こんなことを云うとまたマックユーザーには煙たがれるのだけど,オフィスは多くのマックユーザーに必要だ。自分から手を差し伸べて必要なのではなく,周りの環境がすでにそうなのだ。だからアップルワークスは全然使い物にならないし,必要ともされていない(実際もう忘れられているソフトだが)。MSオフィスが使えるからマックをまだ使っているという人は,確実にいる。だから,そのためにもオープンオフィスはできればきちんとあって欲しい。アップルはサファリに当てた人員以上をオープンオフィスに注ぎ込んでサポートしたっていいんだ。それは,アップルの望むカタチではないだろうけど,確実にシェアを伸ばしてくれる。真面目に,勝ちたいんだったら,するべきことだ,それが。
|